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自然素材の温かさと
快適さを持つ畳の魅力

日本の伝統文化である畳は、その美しさと快適さから多くの人々に愛されてきました。
畳は和室やリビングルームなど様々な空間に調和し、和の雰囲気を醸し出すだけでなく、
特有の柔らかさと心地よい座り心地が私達の心を癒してくれます。
自然素材の温かさと快適さを持つ畳の魅力 自然素材の温かさと快適さを持つ畳の魅力
畳の魅力の一つは、自然素材の使用
畳は通気性に優れ、湿度を調整して室内の快適な環境を保つのに最適です。断熱性も高く、床暖房との相性が抜群。足元から柔らかな畳が暖かさを包み込み、冬の寒い季節でも体全体を温めてくれます。また、畳は湿気を吸収・放出し、適切な湿度を保つため健康効果も。畳の持つ抗菌作用によりハウスダストやダニの繁殖を抑え、快適さと健康を両立させる理想的な環境を実現します。

畳の構造

畳は「畳表」「畳床」「畳縁」の3つの部分から出来ています。
畳表はイ草や和紙・合成素材で覆われた表面であり、その美しさや触感が畳の印象を左右します。
畳床は木材繊維・ウレタンフォームなどの素材作られ、畳のクッション性を提供。
畳縁は畳の周囲を囲む装飾的な部分であり、畳の美しい仕上げや耐久性を保ちます。
畳の構造 畳の構造
畳表(おもて)
畳表は主原料のイ草を乾燥させて織ったゴザで、イ草を横糸に、麻糸か綿糸を縦糸として織られています。
現在は、一目の中に縦糸を2本ずつ織り込んだ諸目表と言われる織り方が主流です。
縁無畳には、一目に縦糸を1本ずつ織り込んだ目積表という織り方のものが利用されます。
畳表は畳床と異なり現在でも天然素材が一般的ですが、合成繊維を織った畳表や合成樹脂の面に畳の目を型押ししたシート状の畳表もあります。
年月が経つと擦り切れてくるため、3~5年に1度を目安に畳から剥がしてひっくり返したり(裏返)、新たな物に張り替える(表替)ことをおすすめします。
畳床(とこ)
畳床は畳の最も重要な機能を担っています。
従来の畳床は稲ワラが使われていましたが、近年では材料の入手が困難であること、製造が難しいこと、重くて取り扱いが面倒であること、ダニ等の害虫が繁殖しやすいこと、カビが発生しやすいこと、などの理由から新素材が利用される場合が多くなりました。
木材のチップを圧縮成形したインシュレーションボードや発泡ポリスチレンを単板あるいは積層させたもので、建材畳床とも呼ばれます。
吸収湿性・断熱性・弾力性が高く、ワラ床と比べても安価で軽いのが魅力です。
畳縁(へり)
一般的に畳床を畳表で包むとき、長手方向には畳表を巻き付けて裏側で畳床に縫い付けますが、横方向は畳床の幅に合わせて畳表を切り揃えてしまいます。
切り放しのままでは畳表が固定されないので、畳縁で切り口を隠すと同時に畳床に縫い付けて止めます。
畳縁は化学繊維、綿、麻、絹などの素材でできており、デザインも様々です。
畳床を畳表で包むときに、縦方向だけでなく横方向にも巻きつけて、折り込むように裏側で縫い付けると縁無畳になります。

    畳の種類

    畳のサイズは地域や建物によって違うことがあります。
    同じ部屋の1畳でも建物の造りにより違うこともありますので、畳を新調するときはプロによる採寸が必要です。
    五八間(ごはちま)
    一帖のサイズ 88 × 176
    関東・東北・北海道など東日本の大部分を占めていますが、現在ではほとんど全国的に散在しています。
    江戸間(えどま)とも呼ばれています。
    団地間(だんちま)
    一帖のサイズ 85 × 170
    近年新築された公団住宅、アパート、マンション等、共同住宅や高層住宅に多く、特に団地に多いことからこの名称で呼ばれています。
    本間間(ほんけんま)
    一帖のサイズ 95.5 × 191
    関西の京都を中心に、大阪、紀州から中国、四国、九州に多く、京間(きょうま)とも呼ばれています。
    三六間(さぶろくま)
    一帖のサイズ 91 × 182
    名古屋、岐阜地方を主とし福島、山形、岩手や北陸地方の一部と沖縄、奄美大島に分布しています。中京間(ちゅうきょうま)とも呼ばれています。

      畳の劣化や摩耗による
      新調の時期やサイン

      畳の新調の目安は、畳の劣化や摩耗によるサインで判断できます。
      畳の表面の摩耗や傷み
      畳の表面は長年の使用により摩耗や傷みが生じることがあります。例えば、畳の表面が剥がれたり色褪せたりする場合は、新調の時期が近づいているサインです。
      畳芯の凹みや硬さ
      座ると凹んでしまい座り心地が悪い、畳の表面に凹みが見られる、畳が硬くなった気がするといった場合はクッション性が低下し畳芯の劣化が進んでいる可能性があります。

      畳替えには
      種類があります

      畳替えには裏返し、表替え、新畳の3種類の方法があります。
      どの方法を選ぶかは傷み具合によります。
      裏返しはなんとなく簡単に出来そうな響きですが、やはり素人ではかなり難しいとされています。
      畳替えをご検討中のお客様は昔ながらの手作業による表替えができる熟練の技を持ったスタッフも在籍している
      及能株式会社 畳材部にご相談ください。
      • 新畳 新畳
        新畳
        新畳とは畳をまるごと交換する事です。畳もお家も長年使ってるいる内にゆがみが出てきます。その為、お部屋の寸法を測り、ゆがみにあった畳の施工を行います。1畳の価格目安は11,000円~、15年以上経過している方はおすすめします。
        • 価格目安 1枚11,000円(税込)〜
        • 推奨時期 新畳導入から15年以上
        新畳について詳しくはこちら
      • 表替 表替
        表替
        ご使用中の畳床はヘコミや隙間を埋めるなどの処理を行って再利用し、畳表・畳縁を新しい物と交換します。1畳の価格目安は5,500円~、5年~15年以内の方は表替えがおすすめです。
        • 価格目安 1枚5,500円〜
        • 推奨時期 新畳導入から5年~15年以内
        表替について詳しくはこちら
      • 縁無し(琉球畳) 縁無し(琉球畳)
        縁無し(琉球畳)
        半帖畳を市松に敷き詰めることで、日の光を利用してチェック柄に見せることが出来ます。モダンな雰囲気に仕上がり、カラーバリエーションも豊富なため、組み合わせで全く新しい和室を生み出します。
        • 価格目安 半畳1枚14,850円(税込)〜
        縁無しについて詳しくはこちら
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